ある夏の日・後編
エドとウィンリィはまだ軍部にいた。
「次は誰にするの?」
「次はえっと…」
お腹が空いたということで、二人食堂に向かいながら話をしていた。
エドは一応国家錬金術師だからウィンリィもついでに入ることが出来た。
ちょうど食堂の飛ぶらを抜けたところにある人物を発見した。
「ハボック少尉!」
「ん?大将にウィンリィちゃんじゃ、こんなところでなにやってんだ。」
「いや〜まぁ…その…」
「大佐にでも用事が会ったのか?」
「えっと…ちょっと調べ物があって…」
「調べ物?」
「えっと…その…そうだ、ハボックさんちょっと聞きたいことがあるんですけどいいですか?」
(エド、次ハボックさんでいいわよね。)
《別にいいけど》
「おれに聞きたいことって何だ?」
「今年の夏になんか変わった事無かった?」
「今年の夏か?変わったことったら、最近フューリ曹長とファルマン准尉が何かそわそわしてるてことかな。」
「何かあんの?」
「いや、これといってイベントごとは無いけど。」
「とても人に言えないって感じがしたんだよな。」
あの二人が書く事後と出来るのかな〜?
どうでもいいが、フューリ曹長は賭け事にめっぽう弱いのだよ。
「別に気になりはしなかったんだけどさ、あの二人が隠し事ってなんか創造いつか無いよな。」
「ふ〜ん、大佐いいなんでこの人たちは変な日と多いのかな?」
「変って、大将おれもその中に入ってんのかよ!」
「確かに、リザさん抜かしてみん変なたちよね。」
まったく無視されてるハボックだ。あわれよのう。
「そういえば大佐のことは聞いたのか?」
「んあ、うんさっきホークアイ中尉から聞いたけど。」
「少尉なんか知ってんの?」
「詳しい話はしらねぇが、かなりしょっちゅう電話してるらしいぜ。」
「しかも、電話するときは、周りのやつら追い払ってんだってよ。」
むむむ…怪しい極秘に調べてみる価値はあるな…
「あやしいはね…」
「まぁ、おれの知ってることはこれだけだが、ほかに質問あっか?」
「いや、これだけで十分だよ。」
「そーかぁ」
「ねぇエドこれからどうする?」
「何か一応調査は終わったし、リゼンブールに帰るか。」
「そうだね」
「んじゃそういうことで、俺たち帰るから。」
「気をつけて帰れ!」
「これで終了だよね?」
「多分な、さ!帰ろう。」
階段を下りようとした、その時…。
「お!エドとウィンリィちゃんじゃねぇか。」
「げぇ…その声は…」
「ヒューズさん…」
そう、いわずと知れたあの…
「どうしたこんなところで。」
「あははっ…別に何にも無いです。」
「今帰るところだったんです…」
「ならちょっと家によってけ、グレーシアがケーキ焼いて待ってるから。」
「えっと…俺たち早く帰りたいんだけど…」
「何か急ぎの用事か?」
「まぁ…そんなところです。」
ヒューズさんにつかまったら、ぜーったい何時間も家に帰れないって。
「そっか、そうだエリシアノ写真見るか、凄くかわいぞ!」
《やばい…このままだったら…帰るの明日になる…》
《よし、こうなったら…》
「ほら、見てみろ。」
「あ!!無効にヒューズ中佐のエリシアちゃんが!」
「なに!!」
っと振り向く。
《振り向いてる今がチャンス!》
「ウィンリィ行くぞ!」
「え…あ…うん」
脱走の如く二人は走り去っていった。
「どこにもいないじゃねーか、ん…あいつらどこいったんだ?」
「しょうがねーな、まっいっか。」
そんなヒューズさんに近づく影があった。
「ヒューズ!こんなところで何をしている。」
「ん?ああ、ロイか別に…それより見ろよ、エリシアの新しい写真。」
「娘自慢ならよそでやれ!」
「それより、例の件はどうなってる。」
「ああ、あのことか心配いらねぇ、こっちでほとんど方がついてる。後もう少しってところか。」
「なるほど」
「それよりさ〜見ろよ、可愛く撮れてんだぜ〜」
「やっぱ、エリシアが一番可愛いよな〜」
「まったく…一人でやっていろ。」
そういってロイは戻っていった。
「グレーシアににて美人になるな〜絶対」
ロイが帰ったのにまだやってる、親ばかもいい加減にしないと、友達なくすよ。
「エリシアちゃ〜ん」
あははっ…手に負えません、ほっといて帰ろう…
back next
|